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国際共同制作ワークショップ上演会

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概要

国際共同制作ワークショップ上演会

アジア発の新しい舞台芸術の創造をめざし、アジアの若手アーティストが11/7〜11/17のあいだ、日本に集って交流しながら小作品の共同制作を行います。今年は中国とマレーシアと日本の演出家のもと、オーディションによって選ばれた出演者が3チームに分かれ、「化粧」をテーマに作品づくりを行います。それぞれ約15分間のオリジナル作品を作り、一般公開します。出演者は、東京で実施したオーディションで選ばれた6名のほか、国際交流基金アジアセンターの選出したアジア地域からの6名が参加いたします。

今年から国際交流基金アジアセンターが共催となり、演出家(振付家)だけでなく出演者のアジア各国からの参加が実現しました。さらに、SPAC-静岡県舞台芸術センターとの連携により、多様な文化背景を持つ参加者が共に静岡に滞在、より緊密なコミュニケーションが可能となりました。


演出

Aida Redza (マレーシア)

『enTRANCE』

振付家、Euphoria Penang Modern

Dance Ensemble芸術監督。 ペナン(マレーシア)在住。アジアの哲学や神話の幅広い知識をベースに伝統と革新へのコミットメントを続け、建造物など特定の場所を会場とする作品で特に高く評価されている。オーストラリア、シンガポールをはじめ国内外での上演や講義も多数。
最近作に『Cross Waves & Moving Jetties』(Georgetown Festival 2015委嘱作品)など。




島 貴之

『a』

劇団aji主宰、演出家。 テキストから読み取ったイメージを風景として具現化することと、俳優の演技そのものを重視する演出が特徴で、美しく多層的な作品に定評がある。2013年『紙風船』で利賀演劇人コンクールにて優秀演出家賞受賞。 公益財団法人 舞台芸術財団演劇人会議会員





Chong Wang (中国)

『中年人』

劇作家、演出家、薪伝実験劇団
1982年北京生まれ、北京大学で経済と法律を学び、合衆国で演劇を研究し修士号を取得。2008年北京にて薪伝実験劇団を設立。マルチメディアパフォーマンスやドキュメンタリー演劇を創作、中国の実験演劇界を牽引している。アジア各地やヨーロッパで公演を行うなど、国外でも精力的に活動。

2012年にBeijing Newsに取り上げられ、2013にはAsian Cultural Council 助成、2015年にはセゾン文化財団の助成を受け、2007年にはハン・スーイン新人翻訳家賞を受賞している。



出演者

牛島青
大石憲<monophonic orchestra>
橋本匠<山山山>
タカミナオミ
中埜響子
高谷かえで<Mr' Scot>
Nicolo Ricardo Magno(フィリピン)
Opaline Rae Bacongco Santos(フィリピン)
Thila Min(ミャンマー)
Wildan Kurnia(インドネシア)
M.N.Qomaruddin(インドネシア)
Varatta Tongyoo(タイ)

ワークショップコンセプト

文化というものは「交互に影響し合い、変容し続ける」ものとして捉えなければなりません。
自国・自地域の「文化的アイデンティティ」を追い求める余り、みずからの文化がまるでフラスコの中で他からの影響を受けずに成立したかのようにみなしたり、あるいはそういう部分をみつけることが「自国の文化的オリジナリティの発見」であるかのように考えては、事実をゆがめてしまいます。
人間は本来、他者の文化に対してきわめて貪欲であり、「自分たちにはないもの」と出会うとたちまち興味を抱いてそれを移入しようとします。そのようにしておこなわれた混交と切磋琢磨の結果として、文化芸術の進化・洗練が成し遂げられたことを忘れてはならないでしょう。
しかし、そのようなダイナミックな交流があってもなお、世界の文化がひといろにならなかったのはなぜでしょうか。
 
それは、人間の身体を規定する基本的なファクターとしての、「言語」「気候風土(それによる生活様式と食物)」が、各地域で異なっているからだと言えるでしょう。
アジアの舞台芸術家同士が出会うとき、もっとも大切なことは、この違いに対するケア、つまり、相手(他者)の身体が、自分とは異なるものに規定されていることへのリスペクトでしょう。それを忘れて「共通点」「近似性」にばかり目を向けても、荒っぽい出会いしか生まれず、芸術史を前進させるような洗練がなしとげられることはありません。
アジア人同士は、フィジカルにはかなり似た身体を持っているからこそ、その身体を規定する「自他の差異」に敏感でなければならないし、また、フィジカルな近似性を前提に出来るからこそ、差異に敏感になることが比較的容易だと言えるでしょう。近代以前にアジアの身体表現、芸術文化がおどろくべき高みにまで達したのは、そういう「敏感で繊細な出会い」があったからにちがいありません。

テーマ 「化粧」   
今年のテーマは「化粧」にしたいと思います。
南米先住民においては自然と文化の境目は「食べ物に火を通すか否か」にあり、北米先住民においては「身を飾るか否か」にある、とレヴィ=ストロースが書いています。いずれにしても化粧は人間だけしかおこなわない行為であり、人間はいつの時代もどこの地域でも化粧をおこなってきました。そしてまた化粧は演劇においてもっとも基本的な要素のひとつです。
したがって、化粧について考えることは、人間とは何かを考えること、演劇とはどういうものでどう変化してきたかを考えることにつながります。
今回は、演出家と出演者のみなさんで化粧について考察するところから、小作品づくりを始めてみてください。もちろん稽古が始まる前に演出家が自分自身の考えを深めておく時点からこの作業はすでにスタートしていることになります。

宮城聰

料金

無料

日時・会場・お申し込み

2016年11月18日(金)19:30〜
2016年11月19日(土)14:00〜
上映時間は約90分を予定しております。
各演目終演後、演出家によるポスト・パフォーマンストークあり

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